高品質・高精度の加工を実現するためには、設備だけでなく治具も重要な役割を果たします。
この3拍子がそろった治具を、設計・設備そして技術者で生みだすのが、OGAKIE治具です。
エンジニアが設計する治具を汎用機と専用機でスピーディに仕上げます。加えて、高い精度が必要な箇所は研磨機で精度出しを行います。こうして、精度の要となる治具へと進化させていくのです。
長年蓄積された設計力と加工技術を駆使し、最適な治具を製作しています。
図面を手渡されれば、技術者の要望を満たした治具を2時間程でスピーディに加工していく。
汎用旋盤やフライスを鮮やかな手つきで使いこなしていく。それが、『OGAKIEの治具マスター 森』だ。
「自分が作った治具で、製品が完成し、それが使用されている。この仕事で達成感を味わう瞬間ですね。」と笑顔で森は語る。入社後40年以上にわたり、全工場でマシニング~旋盤~研削加工を経験し、技術力を磨いてきた。OGAKIEの製品・加工・品質を深く理解しているからこそ、技術者の意図を汲み取れる。
それが、短時間でオンリーワンの治具を生み出す秘訣となっている。
年間1100アイテムの出荷実績を持つOGAKIEにとって、森が製作する治具は生産ラインを支える必要不可欠な存在である。